浜辺の落書き

思いつきで更新していきます。浜辺の落書きのようなものなのでお手柔らかにお願いします。

忍耐力の訓練をしていたら神聖なるペニンシュラがヴォルケーノした話

こんにちんこ!ハロービュルビュルXvideos。どうも〜オナキン*1です!

 

 今回は記事の内容的に隠喩みたいなのが増えると思いますが、皆さんも想像力をフルに働かせて真実にたどり着いてください。私も大人なのでね、やはり直接的な表現を避けるべき時だってあるんです。もう社会人になって5ヶ月が経ちましたし、学生気分でいるわけにはいきませんからね。

 

 

 皆さんは社会人にとっての常識って何だと思いますか?「決められた仕事を期限を守って完璧に仕上げる」「遅刻欠席をしない」「身だしなみを整える」「上司に対して礼儀を尽くす」など、様々なものが出てくることかと思います。その中でも私は特に「忍耐力」を鍛えようと思いました。

 

 人の周りには常に欲望がつきまといます。タバコ吸いたい、ジュース飲みたい、ガム食べたい、Twitterしたい、マンガ読みたい、ゲームしたい、己を慰めることで欲望を解き放ちたい……などなど、多岐にわたります。

 やはり単に「忍耐力」とは言っても様々ですからね。目標を具体的にするというのも、社会人として、そしてプロとして生きていくには非常に大切なことでございます。

 そこで、数ある欲望の中でも、私は人間の最も基本的な欲望のうちのひとつを飼い慣らそうと考えました。生物というものは末永く繁栄することを目標としているものです。従って、彼らは繁栄に繋がる行為をしたいという欲を持つように作られています。しかし、あくまでもこれは本能的な部分の話。常に繁栄することばかりを考えてはいられません。過ぎたるは及ばざるが如し、何事もやりすぎはよくないもの。過度な欲望は種族の破滅に繋がることもあります。我々は全世界で最も繁栄した生物種、いわゆるホモ・サピエンスである以上、理性的な判断を行うことが求められます。また、基本的なところから足元を固めてゆくことで、今後の忍耐力向上への応用も容易になるのではないかという期待感もありました。

 

 さて、ここからが本題とでも言うべきでしょうか。今回の具体的な目標は、「3ヶ月に及んで欲望から己を一切断ち、忍耐力をつける」です。あっ、もちろん死んではいけないので、死なないような目標を定めたはずです。ご安心ください。死なないように健康維持に努めることも社会人の義務の一環ですからね。しかし、ここまでの挑戦を行える人なんて一部の方々を除けばそうそう見つかるものではありません。ほぼ全人類未踏の域にたどり着けるのではないかと、挑戦をする前から私は高揚感に溺れていました。

 

 開始から2週間。さすがに欲望が出てきてしまう時は何回かありました。しかし、私はデキる男。これくらいの山を乗り越えてやろうという気概はありましたし、見事に耐え抜きました。

 ただ……この時はまだ、私が無謀な壁に挑戦しているとは思っていませんでした。

 

 1ヶ月ほど経った日の晩のことです。私はいつものように仕事を終え、いつものように飯を食い、いつものようにトイレに行き、いつものように床に着きました。まさしく「普段通り」という言葉が似合うであろう日。しかし、私が眠りについたあと、普段では絶対にありえない事件……いや、事故が起こってしまったのです。いったい何が起こったのか、そしてどれほどの悲惨な事故だったのか、詳しく説明したいと思います。

 

 

 世の中には古来より神聖視されているものがたくさんあります。例えば「山」です。

 特に高かったり形が美しかったりする山の上に、神社や祠が建立されているのがその証と言えましょう。富士山なんかもその代表例ですよね。

 また、などの特殊な地形も山と同様に神聖視されやすいような気もします。人々は、ものの特殊性に目をつけると、やはり特別な感情を抱くものなのです。

 

 その「岬」に私は手を伸ばしました。そこに私の欲しいものがあるようなあるような気がしたからです。「岬」から何かを掘り出そうとしたのでしょうか。私は軽く、本当に軽く「岬」に触れました。同時に、悲劇へのカウントダウンは残りわずかとなったのです。

 

 約30日という長きにわたって、眠れる獅子のように動きを見せることがなかった神々。彼らがついに昂ってしまい、私に牙を剥きました。ただ私はSacred Peninsulaに触れただけです。それだけなのに、事故は発生したのです。

 

 どうやらそのセイクリッド・ペニンシュラの下には大量のマグマが溜まっていたようです。地下水が蒸発するには十分すぎる期間温められていました。大変危険な状態ですが、もう施す術はありません。セイクリッド・ペニンシュラ内には8000m近くに及ぶ丹那トンネル*2が工期2秒で全通。勢いよく地下水が噴出します。

 

 私は「おい!止まれ!!!バカっ!!!!!おい止まれって!!!!!」と叫びますが、自然現象なんて人間ごときの力で止めることは出来ません。無残にもこの地域一帯は、マグマで高温に温められた地下塩水で満たされてしまいました。

 

 嫌な予感がして目が覚めました。その予感は残念なことに的中していたようです。活発なマグマ活動により、地域一帯は惨憺たる有様。特別警報が発せられる気配すらなく、5億年に1度レベルの大災害が発生し、甚大な被害を生みました。

 私は住居の変更を余儀なくされてました。なお、当該地域は無事に私の手によって塩水が除去され、塩害は全くなくなりました。私も定期的にその地に住んでいます。1日で引っ越しちゃうんですけどね。

 

 今回の事故の経験から、我慢をしすぎないことが大切であると学びました。我慢をしすぎると事故が起きます。皆さんも未曾有の大災害を起こしたくなければ、定期的にチェックを行うことを奨励いたします。忍耐力にも限界はあります。社会人だからといって、そんなことを鍛える必要はありません。逃げたい時は逃げたっていいんですから。私も過度に欲望を押さえつけるようなことはもうしません。

 

みんな、いっぱいシコろうぜ!!!!!

*1:本当はオナキンではなくしずなみです。

*2:東海道本線の熱海~函南にある長いトンネル。工事中に地下水が大量に湧出したため、数多くの死者を出し、工期も伸びた。いわゆる難工事